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スピーカー選びの完全ガイド!特徴・選び方・設置のコツを徹底解説

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スピーカーは音楽や映像を楽しむうえで欠かせないアイテムです。しかし種類が豊富で、その選び方や設置方法が分からず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

用途や好みに応じたスピーカーを選ぶことで音のクオリティが大きく向上し、より豊かな音響体験を得ることができます。また正しい設置や調整を行うことで、スピーカーの性能を最大限に引き出すことが可能です。

そこで本記事では、スピーカーの種類や選び方、さらに設置と音質調整のコツをわかりやすく解説します。さらに用途別におすすめのスピーカーも紹介しますので、これから購入を検討している方や、音響環境を改善したい方はぜひ参考にしてください。

1.スピーカーの種類とその魅力

スピーカーにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴と魅力があります。用途や設置場所に応じて最適なタイプを選ぶことで、音響体験がさらに充実します。

ここでは代表的なスピーカーの種類について、その特徴や魅力を詳しく解説します。

ブックシェルフ型スピーカー

ブックシェルフ型スピーカーは、サイズがコンパクトでありながら豊かな音質を提供できるスピーカーです。

クリアな音質
ブックシェルフ型は小型ながらも高い再現力を誇り、楽器やボーカルの音色を繊細に表現します。クラシック音楽やジャズなど、繊細な音を楽しみたい方に最適です。

省スペース性とデザイン性
小型であるため、書斎やリビングの棚、デスク上に簡単に設置できます。またシンプルで洗練されたデザインが多く、インテリアにも自然と溶け込むのが魅力です。

楽器やボーカルの音色を楽しむ
ボーカル主体の楽曲やアコースティック音楽を楽しむのに向いています。一方、大音量や重低音が必要な映画視聴にはやや物足りない場合もあります。

フロア型スピーカー

フロア型スピーカーはブックシェルフ型に比べて大きく、設置にスペースが必要ですが、迫力のある音響体験を提供します。

重低音と広がりのある音場
フロア型は低音の再現力が優れており、映画の爆発音や音楽のビートをしっかりと体感できます。また広い部屋でも音が十分に広がるため、リビングやホームシアターに最適です。

ステレオ効果を活かした設置の自由度
左右に適切な間隔を空けて配置することで、立体感のあるサウンドが楽しめます。特に映画やライブ映像をリアルに再現するには欠かせません。

大きなサイズと重量に注意
サイズが大きいため、部屋のスペースを事前に確認することが重要です。また、重量があるため移動が難しい点も考慮してください。

サウンドバー

サウンドバーは、テレビの音響を手軽に向上させたい方にぴったりのスピーカーです。

スリムなデザインで設置しやすい
横長の形状で、テレビの前や下にすっきりと設置可能です。大掛かりな配線や複数のスピーカーを配置する必要がないため、簡単に導入できます。

バーチャルサラウンド技術
最新のサウンドバーでは仮想的なサラウンド効果を実現する技術が搭載されており、映画やドラマを臨場感あふれる音で楽しめます。サブウーファーが付属するモデルを選ぶと、さらに低音が充実します。

初心者にも扱いやすい
接続が簡単で、リモコンやスマートフォンでの操作が可能な製品も多く、使い勝手の良さが魅力です。

ポータブルスピーカー

ポータブルスピーカーは、持ち運び可能でアウトドアから日常生活まで幅広く活用できるスピーカーです。

利便性と耐久性
軽量でバッテリー駆動が可能なため、場所を選ばずに使用できます。防水や耐衝撃性を備えたモデルも多く、キャンプやビーチなどのアウトドアシーンで活躍します。

Bluetooth接続で簡単に使える
ワイヤレスでスマートフォンやタブレットと接続可能なため、ストレスなく使用できます。特に複数人で音楽を楽しみたい場面に最適です。

音質とサイズのバランス
小型ながらも迫力のある音を提供する製品が増えており、家庭内での使用にも十分な性能を持つものが多いのも特徴です。

2.絶対に失敗しないスピーカー選びのポイント

スピーカーを選ぶ際には単にデザインや価格だけで決めてしまうと、期待通りの音響体験が得られないことがあります。使用する目的や環境に合ったスピーカーを選ぶことが、満足度の高い買い物につながります。

そこでここでは、スピーカー選びで失敗しないための重要なポイントを解説します。

あなたに合ったスピーカーを見つけるためのチェック項目

スピーカーを選ぶ際に最初に考えるべきは、「どのように使いたいか」という点です。

以下のチェック項目を基に、自分のニーズを整理してみましょう。

チェック①:使用シーンを明確にする

スピーカーを使う目的によって適した種類が異なります。

例えば音楽鑑賞には高音質なブックシェルフ型、映画鑑賞には迫力のあるフロア型やサウンドバーが向いています。またアウトドアでは耐久性や持ち運びが容易なポータブルスピーカーが便利です。

チェック②:設置場所と部屋の広さを考慮する

部屋の広さに応じてスピーカーを選ぶことも重要です。

広いリビングではフロア型が適していますが、小さな書斎や寝室ではブックシェルフ型やサウンドバーが効果的です。また設置場所に合わせてスピーカーのサイズやデザインも選びましょう。

チェック③:接続方法を確認する

現代のスピーカーは、BluetoothやWi-Fiなどの無線接続に対応したものが主流です。

有線接続は音質が安定しますが配線の手間がかかります。一方、無線接続は設置が簡単で、スマートデバイスとの連携にも便利です。

チェック④:価格帯とブランドの信頼性をチェック

スピーカーの価格はリーズナブルなものから高価なものまでありますが、無理のない予算設定が大切です。

また信頼できるブランドの製品を選ぶことで、品質やアフターサポートの安心感を得られます。

機能の違いと選び方

近年のスピーカーは、音質以外にも多彩な機能を備えています。これらの機能を理解することで、自分にとって最適なモデルを選ぶことができます。

ノイズキャンセリング機能
周囲の騒音を低減してクリアな音を提供するノイズキャンセリング機能は、特に会議や静かな音楽鑑賞をしたい場合に役立ちます。仕事用としても人気の高い機能です。

スマート機能やAI連携
一部のスピーカーにはスマートスピーカー機能が搭載されています。

例えば音声コマンドで音楽の再生や音量調整ができるほか、天気予報やニュースの取得も可能です。スマートホームとの連携を考えている場合は、この機能をチェックしておきましょう。

最新の音響技術
ハイレゾ音源対応や3Dサウンド技術を搭載したモデルは、よりリアルで臨場感あふれる音響体験を提供します。特に映画やライブ映像を楽しむ際に効果を発揮します。

3.より「音」を楽しむには:スピーカーの設置と音質調整

スピーカーは、購入してそのまま使うだけでは最大限の性能を引き出せないことがあります。設置場所や配置の工夫、音質調整を適切に行うことで、音響体験が格段に向上します。

ここでは、スピーカーの設置と音質調整のポイントを詳しく解説します。

理想の配置で音を楽しむ

スピーカーを正しく配置することで、音質が大きく変わります。

以下のポイントを押さえて、最適な配置を目指しましょう。

スピーカー配置の基本ルール
ステレオスピーカーの場合、左右のスピーカーをリスニングポジション(聞く位置)を囲むように配置します。左右スピーカーの間隔は1.5~2mが目安で、リスニングポジションとスピーカーが正三角形を形成するように調整すると理想的です。

リスニングポジションの調整方法
スピーカーを耳の高さに合わせることで、最適な音響効果を得られます。またスピーカーを少し内側に向ける「トーイン」を施すことで、音の定位感が向上します。

壁や家具の位置が音質に与える影響
壁に近づけすぎると低音が強調されすぎる場合があります。一方、壁から適度に距離を取ることで、自然な音響効果が得られます。家具やカーテンも音の反射や吸収に影響するため、部屋全体のレイアウトを意識することが重要です。

部屋の音響環境を整えるコツ

部屋の音響環境がスピーカーの性能に大きく影響を与えることをご存じでしょうか?部屋の反響音やノイズを適切に管理することで、よりクリアな音を楽しめます。

吸音材や防音カーテンを活用
部屋の反響を抑えるために、吸音材や防音カーテンを使用するのがおすすめです。

吸音材は壁や天井に取り付けることで、高音の反響を軽減できます。また防音カーテンは、窓からの外部ノイズを遮断し、音響環境を整える効果があります。

ラグやカーペットを敷く
フローリングの部屋では音が反射しやすいため、ラグやカーペットを敷くことで音の響きを柔らかくする効果が期待できます。

部屋のデッドスペースを活用
部屋のコーナーや壁際に吸音材を配置することで、低音の反響を調整できます。特にフロア型スピーカーを使用する場合は、部屋の形状に合わせて音響対策を行いましょう。

初心者でもできる音質調整

スピーカーの性能を最大限引き出すには、音質調整も重要です。

初心者でも簡単に実践できる方法を紹介します。

イコライザー設定の基礎知識
イコライザー(EQ)は、低音・中音・高音を調整するツールです。

一般的に低音は50~200Hz、中音は500~2000Hz、高音は5000Hz以上に分かれます。それぞれのバランスを調整することで、好みの音質を作り出せます。

音楽ジャンル別の調整例
ポップスやロックでは低音を少し強調し、クラシックやジャズでは中音域をクリアにすると音楽の魅力を引き出せます。調整は少しずつ試して、耳で確認することがポイントです。

スピーカーの位置による音質調整
音がこもる場合は、スピーカーを壁から離すことで解決することがあります。逆に音が薄いと感じる場合は、スピーカーの角度や高さを微調整してみましょう。

4.おすすめのスピーカーと選び方別ガイド

スピーカーにはさまざまな種類があり、それぞれに適した用途や特徴があります。

ここでは、リビングや音楽鑑賞、映画視聴、アウトドアなどのシーン別におすすめのスピーカーを紹介し、選び方のポイントについても解説します。

自身の用途に合ったスピーカーを見つける際の参考にしてください。

SONY HT-A5000(サウンドバー、リビング向け)

引用:SONY HT-A5000

おすすめポイント

・人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」

・シンプルで洗練されたデザイン

・豊富な対応アクセサリーでシステム拡張が可能

SONY HT-A5000は、臨場感あふれる音響体験を手軽に楽しめるサウンドバーです。

Dolby AtmosやDTS:Xに対応し、360 Spatial Sound Mapping技術によって、まるで音に包み込まれるような立体音響を実現します。映画や音楽、ゲームなど、あらゆるエンターテインメントをさらに引き立てます。

またシンプルで洗練されたデザインは、ソニーのブラビアテレビと美しく調和し、リビングに自然と溶け込みます。さらにBluetoothやWi-Fi接続にも対応し、スマートフォンや他のデバイスとの連携が簡単。オプションでサブウーファーやリアスピーカーを追加することで、さらに迫力のある音響環境を構築できます。

KEF LS50 Meta(ブックシェルフ型、音楽愛好家向け)

引用:KEF LS50 Meta

おすすめポイント

・Metamaterial Absorption Technology(MAT)の採用

・第12世代Uni-Qドライバーユニットの搭載

・洗練されたデザインとカラーバリエーション

KEF LS50 Metaは、革新的な音響技術を採用した高性能ブックシェルフ型スピーカーです。

世界初のMetamaterial Absorption Technology(MAT)を搭載し、高音域の歪みを99%削減することで、よりピュアで自然なサウンドを実現しています。

さらに第12世代Uni-Qドライバーユニットによって音の歪みやカラレーションを低減し、部屋のどこにいても正確な音を再現します。

キャビネット設計も最適化され、音響パフォーマンスの向上とともに、カーボン・ブラック、チタニウム・グレイ、ミネラル・ホワイト、ロイヤル・ブルーの4色展開で、インテリアに合わせて選択可能です。別売りのS2フロアスタンドに固定できるねじ穴も備えており、設置の自由度も高いです。

Klipsch Reference R-820F(フロア型、映画好き向け)

引用:Klipsch Reference R-820F

おすすめポイント

・Tractrix®ホーン技術による高音域の明瞭さ

・軽量かつ剛性の高いIMGウーファーによる低音再生

・洗練されたデザインと高品質なキャビネット構造

Klipsch Reference R-820Fは、独自の技術と洗練されたデザインで音楽や映画に臨場感あふれる音響体験を可能にするフロア型スピーカーです。

90°×90°のTractrix®ホーン技術によって高周波エネルギーをリスナーに直接届け、壁からの反射音による人工的な残響やフィルタリングを低減します。これにより、映画や音楽のクリアでダイナミックなサウンドを実現します。

またデュアル8インチのスパン銅製IMGウーファーは非常に軽量でありながら高い剛性を持ち、最小限の歪みで優れた低音域の応答を提供します。

さらに露出したネジ、角度のついた足、低プロファイルのマグネットグリル、傷に強いテクスチャードウッドグレインビニール仕上げにより、モダンで洗練された外観を持っており、加えて強化されたMDF構造によってキャビネットの振動を低減し、音の正確性を向上させています。

JBL Charge 5(ポータブルスピーカー、アウトドア向け)

引用:JBL Charge 5

おすすめポイント

・パワフルなサウンドと深みのある低音

・長時間再生とモバイルバッテリー機能

・優れた防水・防塵性能

JBL Charge 5は、優れた音質と機能性を兼ね備え、アウトドアや日常のさまざまなシーンで活躍するポータブルスピーカーです。

最適化されたロングエクスカーションドライバー、独立した高音域ユニット、デュアル・パッシブラジエーターを搭載し、JBLならではのパワフルなサウンドと深みのある低音を実現しています。最大20時間の連続再生が可能で、内蔵のモバイルバッテリー機能により、スマートフォンなどのデバイスを充電しながら音楽を楽しめます。

さらにIP67等級の防水・防塵設計により、ビーチやプールサイドなどさまざまな環境で安心して使用できます。

5.まとめ

この記事ではスピーカーの種類や選び方、さらに設置と音質調整のコツを解説しました。

スピーカーは種類や用途が多岐にわたり、それぞれに独自の魅力と特徴があります。自身に合ったスピーカーを選ぶためには、使用シーンや設置場所、予算、必要な機能をしっかりと考慮することが重要です。さらにスピーカーを適切に配置し、部屋の音響環境を整えることで、音質を最大限に引き出すことができます。

この記事を参考に最適なスピーカーを見つけ、より豊かな音響体験をぜひ楽しんでください!

この記事の著者

AVシステム・オフィス内装考察家川端 こうき

AVシステム・オフィス内装考察家

川端 こうき

数多くのオフィス内AVシステム、音響、映像工事や内装工事の現場を見てきた経験から、読者が損や失敗をしないように情報を発信しています。
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