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Bluetoothスピーカーの選び方とおすすめ5選!

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目次

Bluetoothスピーカーはオフィスや自宅、さらにはアウトドアでも手軽に高品質な音楽を楽しめる便利なアイテムです。特にオフィスの移転やリニューアルを機に、配線の手間を省いてスムーズに音響設備を整えたい方にとって、Bluetoothスピーカーは理想的な選択肢といえます。

しかしBluetoothスピーカーには多くの種類があり、音質や防水性能、バッテリー持続時間など、選ぶべきポイントも多岐にわたります。適切なモデルを選ばなければ思ったような音質や使い勝手が得られないこともあるため、慎重な選定が必要です。

本記事では、Bluetoothスピーカーの基本的な特徴や選び方を詳しく解説し、オフィスやプライベートで活用できるおすすめのモデルを紹介します。最適なスピーカーを見つけ、快適な音響環境を実現しましょう。

1. Bluetoothスピーカーとは?

Bluetoothスピーカーは、スマートフォンやPCとワイヤレスで接続して音楽や音声を再生できる便利なスピーカーです。近年では自宅やオフィスだけでなく、アウトドアや旅行先でも活用されることが増えています。

ここではBluetoothスピーカーの基本的な特徴やメリット、有線スピーカーとの違いについて詳しく解説します。

Bluetoothスピーカーの基本的な特徴

Bluetoothスピーカーは、Bluetooth技術を利用してスマートフォンやパソコンとワイヤレス接続し、音楽や音声を再生できるスピーカーです。

有線スピーカーと異なり、配線不要で設置場所を自由に選べるため、自宅やオフィス、アウトドアなど幅広い場面で活用できます。近年では音質やバッテリー性能が向上し、防水・防塵仕様の製品も増えているため、用途に応じた選択肢が広がっています。

ワイヤレス接続が可能

Bluetoothスピーカーは、ケーブル不要でスマートフォンやPCと簡単にペアリングできます。最新のBluetooth 5.0以上に対応したモデルであれば通信距離が30m以上と長く、接続の安定性も向上しています。オフィスで使用する場合でも配線のわずらわしさがなく、レイアウトの自由度が高まります。

バッテリー駆動が可能

多くのモデルが充電式バッテリーを搭載しており、電源のない場所でも使用できます。バッテリーの持続時間は4時間~24時間とモデルによって異なり、長時間利用する場合はバッテリー性能の高いものを選ぶとよいでしょう。近年ではUSB-C充電対応のモデルも増え、スマートフォンの充電器と共用できる利便性が向上しています。

小型でも高音質な製品が増加

音響技術の進化により、小型のBluetoothスピーカーでも高音質を実現するモデルが登場しています。デュアルドライバーやパッシブラジエーターを搭載した製品であれば、コンパクトながら迫力のある低音を楽しめます。また360度サウンド対応モデルであれば、部屋のどこにいても均一な音質で音楽を聴くことができます。

Bluetoothスピーカーのメリットと利便性

Bluetoothスピーカーはワイヤレス接続による利便性の高さから、オフィス・自宅・アウトドアなど幅広いシーンで活用されています。特にオフィスでは、移転やレイアウト変更時に配線の手間を省けるため、導入しやすいのが特徴です。

配線不要で設置が簡単

Bluetoothスピーカーはケーブルを必要とせず、スマートフォンやPCと簡単にペアリングできます。有線スピーカーのように電源やオーディオケーブルの配線を気にする必要がなく、すっきりと設置可能です。オフィスの会議室や共有スペースなど、設置場所を柔軟に変更できる点も大きなメリットです。

持ち運びが容易でどこでも使える

多くのBluetoothスピーカーはコンパクトで軽量な設計になっており、バッテリー内蔵型であれば電源のない場所でも使用できます。オフィスのデスクや会議室、自宅のキッチンや浴室、アウトドアや旅行先でも活用可能です。特にスピーカーフォン機能搭載モデルであれば、オンライン会議用としても便利に使えます。

防水・防塵性能で幅広いシーンに対応

IPX5以上の防水性能を備えたモデルであれば、キッチンや浴室でも安心して使用できます。IPX7対応の製品は水に沈めても問題なく、アウトドアやプールサイドでも活躍します。さらにIP6Xの防塵性能を持つモデルの場合、砂埃の多いキャンプ場や工事現場などでも安心して使用できるのが利点です。

マルチペアリング機能で複数デバイスと接続可能

マルチペアリング機能搭載モデルであればスマートフォンやPCを同時に接続し、スムーズに切り替えて使用できます。例えばオフィスで仕事をしながらスマホの音楽を流し、必要に応じてPCの音声に切り替えることが可能です。また家族や同僚とスピーカーを共有する際も、簡単にデバイスを切り替えられるため便利です。

有線スピーカーとの違い

Bluetoothスピーカーと有線スピーカーにはそれぞれ特性があり、用途によって適した選び方が求められます。有線スピーカーは音質や遅延の少なさが魅力ですが、設置の自由度が低いのがデメリットです。一方Bluetoothスピーカーは配線不要で持ち運びが容易なため、利便性に優れています。

接続方式の違い

有線スピーカーはオーディオケーブルを介して音声信号を直接伝送するため、安定した音質を提供します。Bluetoothスピーカーはワイヤレスで接続できるため、配線の手間がなく設置の自由度が高いですが、通信環境によって音質が影響を受ける場合があります。

音質の違い

有線スピーカーは信号の圧縮がないため、原音に忠実な再生が可能です。特にオーディオ愛好家向けのハイレゾ対応モデルは、繊細な音の表現力に優れています。

一方Bluetoothスピーカーはワイヤレス通信のためデータ圧縮が発生しますが、近年ではaptX HDやLDACなどの高音質コーデックを採用したモデルも増え、ワイヤレスでも高音質再生が可能になっています。

設置の自由度

有線スピーカーはケーブルの制約があり、設置場所が限定されます。特にオーディオ機器と接続する場合、適切な配線を考慮する必要があります。

一方Bluetoothスピーカーは配線不要で好きな場所に設置でき、オフィスや会議室、アウトドアなど多様なシーンで活用できます。

遅延(レイテンシー)の違い

有線スピーカーは音声信号を直接伝送するため、遅延がほぼ発生しません。これに対しBluetoothスピーカーは、無線通信の特性上、わずかな遅延が発生することがあります。特に標準コーデック(SBC)では映像と音声がズレることがありますが、aptX LL(Low Latency)対応モデルであれば低遅延で快適に視聴できます。

価格帯の違い

有線スピーカーはエントリーモデルから高級オーディオまで幅広く、特にハイエンドモデルは高額になりやすい傾向があります。

一方Bluetoothスピーカーは手頃な価格帯の製品が多く、コンパクトなエントリーモデルは5,000円前後、高音質なハイエンドモデルでも2~3万円程度で購入可能です。

用途に応じた選び方

有線スピーカーは、音質を重視するオーディオリスニングや業務用PAスピーカーに適しています。

一方Bluetoothスピーカーは、オフィスや自宅、アウトドア、旅行など、手軽に使いたいシーンに向いています。特に配線の手間を省きたい場合や、持ち運びやすさを重視する場合はBluetoothスピーカーが最適です。

2. Bluetoothスピーカーの選び方

Bluetoothスピーカーは種類が豊富で、用途に応じた最適なモデルを選ぶことが重要です。オフィスの移転や新設の際にスピーカーを導入する場合、音質・防水性能・バッテリー持続時間・Bluetoothのバージョンなど、さまざまなポイントを考慮する必要があります。また設置場所や利用シーンによって適したモデルが異なるため、事前に選定基準を明確にしておくことが重要です。

ここでは、Bluetoothスピーカーを選ぶ際の重要なポイントについて詳しく解説します。

音質とスピーカー構成のチェックポイント

Bluetoothスピーカーを選ぶ際、音質は最も重要な要素の一つです。スピーカーの構成やオーディオ技術によって音質は大きく異なり、用途に応じた最適なモデルを選ぶことで、より満足度の高いサウンド体験が得られます。

音質のポイント 重要な要素 適したスピーカーの選び方
スピーカー構成 フルレンジ or 2ウェイ 高音質であれば2ウェイ以上
低音強化技術 ウーファー・パッシブラジエーター 迫力のある低音を求める場合は搭載モデルを選ぶ
ステレオ再生 1台 or 2台ペアリング 音の奥行きが欲しい場合はステレオ対応
360度サウンド 全方位スピーカー 広い部屋や会議室に最適
コーデック対応 aptX / LDAC 高音質なワイヤレス音楽再生が可能

スピーカー構成

Bluetoothスピーカーにはフルレンジモデルと2ウェイ以上のモデルがあり、携帯性を優先する場合はフルレンジ高音質を求める場合は2ウェイ以上のモデルがおすすめです。

フルレンジスピーカー:1つのドライバーで全帯域を再生するタイプ。コンパクトなモデルに多く、持ち運びに適している。

2ウェイ以上のスピーカー:ツイーター(高音域)、ミッドレンジ(中音域)、ウーファー(低音域)を分けて再生。音質を重視するならこちらが最適。

低音強化技術

低音の強さは音楽の迫力を大きく左右するため、重低音を楽しみたい場合は低音強化技術をチェックしましょう。小型スピーカーでも低音を重視するなら、パッシブラジエーター搭載モデルがおすすめです。

ウーファー搭載モデル:専用の低音スピーカーがあり、厚みのある低音を再現。映画やクラブミュージックに最適。

パッシブラジエーター:振動板を利用して低音を増強する技術。コンパクトなモデルでも深みのある低音が得られる。

ステレオ vs モノラル

Bluetoothスピーカーには、1つのスピーカーのみで再生するモノラルモデルと、左右にスピーカーを配置したステレオモデルがあります。音に奥行きを求める場合はステレオ再生対応のモデルを選ぶのが最適です。

モノラルスピーカー:コンパクトで持ち運びに便利だが、音の立体感は少ない。

ステレオスピーカー:左右の音の分離が明確で、臨場感が向上。映画やゲーム、広い部屋での使用に最適。

360度サウンド

従来のスピーカーは音が一方向にしか届かず、リスニング位置によって音質が変わることがありました。しかし360度サウンド対応スピーカーであれば、どの位置にいても均一な音が楽しめます。特に広い空間で使用する場合は、360度サウンド対応のスピーカーが便利です。

高音質コーデック対応の有無

Bluetoothスピーカーの音質は、Bluetoothのバージョンやオーディオコーデックにも影響を受けます。特にaptX HDやLDAC対応モデルであれば、ワイヤレスでもクリアな高音質が楽しめます

コーデック 特徴 適した用途
SBC 標準コーデック、音質は普通 一般的な音楽再生
AAC 高音質、iPhone向け Apple製品での利用
aptX 高音質で低遅延 Android端末との接続に最適
aptX HD ハイレゾ対応の高音質 音質重視のリスニング
aptX LL 超低遅延 映像視聴やゲーム
LDAC ソニー独自のハイレゾ対応 高音質な音楽再生

防水・防塵性能の重要性と選び方

Bluetoothスピーカーはオフィスや自宅だけでなく、屋外や水回りでも使用されるケースが増えており、防水・防塵性能が重要な選定ポイントになっています。特に休憩スペース、工事現場、アウトドアなどの環境では、水や砂埃への耐性が求められます。

使用シーン 推奨IP規格
オフィス・休憩スペース IPX4~IPX5
キッチン・バスルーム IPX7以上
アウトドア・キャンプ IP67
工事現場・倉庫 IP67以上

防水・防塵性能を示す「IP規格」

防水・防塵性能は、「IP〇〇」という形式で表記されます。このIP(Ingress Protection)規格は、国際電気標準会議(IEC)が定めた保護等級で、数字が大きいほど防水・防塵性能が高いことを示しています。例えば、IP67のスピーカーは完全防塵かつ短時間の水没にも耐えられるため、屋外での使用に適しています。

IP表記 防塵性能(左の数字) 防水性能(右の数字)
IPX4 防塵なし いかなる方向からの水の飛沫にも耐える
IPX5 防塵なし 低圧の水流にも耐える
IPX7 防塵なし 一時的な水没にも耐える(30分間・水深1m以内)
IP67 完全防塵 一時的な水没にも耐える
IP68 完全防塵 継続的な水没にも耐える(メーカー指定の条件下)

防水・防塵スピーカーが必要なシーン

用途に応じた適切な防水・防塵レベルを選ぶことで、スピーカーの寿命を延ばし、安心して使用できます。

オフィス・休憩スペース

・コーヒーや水をこぼしても壊れにくい

・シンプルなデザインで設置しやすい

IPX4~IPX5の防水スピーカーが最適

キッチン・バスルーム

・湿気や水しぶきの多い環境でも安心

IPX7以上であれば、万が一水に落としても問題なし

アウトドア・キャンプ・ビーチ

・突然の雨や泥はね、砂埃にも耐えられる

IP67(完全防塵+防水)対応のモデルが最適

工事現場・倉庫

・粉塵や泥水が多い環境でも安心して使用できる

耐衝撃性能も備えたIP67以上の頑丈なスピーカーが理想

防水・防塵スピーカーの選び方

防水・防塵スピーカーを選ぶ際、以下のポイントに注意しましょう。

防水性能をチェック

IPX7以上なら水没にも耐えられるため、お風呂やプールサイドでも使用可能

・防水キャップ付きであれば、充電端子やボタン部分への水の侵入を防げる

防塵性能をチェック

IP6X対応なら完全防塵で、砂埃が多い場所でも安心

・工事現場やキャンプでは、耐衝撃性能があるモデルもおすすめ

頑丈なデザインを選ぶ

ラバーコーティングの外装であれば落下時の衝撃にも強い

カラビナ付きモデルであれば、バッグやリュックに簡単に取り付けられる

防水・防塵性能以外に確認すべきポイント

防水・防塵性能だけでなく、バッテリーや音質にも注目すると、より快適に使用できます。

チェックポイント 理由
バッテリー持続時間 屋外利用なら10時間以上のモデルが安心
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.0以上なら安定した接続が可能
音質(低音の強さなど) 防水スピーカーでもウーファー搭載モデルを選ぶと良い

サイズ・重量の選び方と使用シーン別おすすめモデル

Bluetoothスピーカーは、用途に応じてサイズや重量を選ぶことが重要です。コンパクトなものは持ち運びに便利ですが、音質やバッテリー性能に限界があります。一方大型モデルは高音質を実現できますが、携帯性に欠けます。

Bluetoothスピーカーのサイズ・重量の分類

Bluetoothスピーカーは、コンパクトモデル・ミドルサイズモデル・据え置き型モデルの3種類に分けられます。サイズが大きくなるほど音質とバッテリー持続時間が向上しますが、持ち運びのしやすさは低下します。

カテゴリ サイズ 重量(目安) 主な用途
コンパクトモデル 片手で持てるサイズ 500g以下 旅行・持ち運び・デスク用
ミドルサイズモデル 20cm程度の中型スピーカー 500g~1.5kg 自宅・オフィス・アウトドア
据え置き型モデル 大型でパワフルな音量 1.5kg以上 リビング・会議室・パーティー

コンパクトモデル

コンパクトモデルは、持ち運びが多い人や外出先で音楽を楽しみたい人に最適なモデルです。

特徴

・軽量でカバンに入れやすい

・充電式バッテリー搭載(8~12時間再生可能)

・防水・防塵モデルが多く、浴室やアウトドアでも使用可能

おすすめの使用シーン

旅行・出張:コンパクトで持ち運びやすく、ホテルや移動中に最適

オフィスのデスク:省スペースで邪魔にならず、BGM再生に適している

キッチン・浴室:防水モデルなら、水滴を気にせず利用可能

ミドルサイズモデル

ミドルサイズモデルは、携帯性を確保しつつ、音質も重視したい人におすすめのモデルです。

特徴

・音質と携帯性のバランスが取れている

・低音強化機能やステレオ再生対応モデルが多い

・12~24時間のバッテリー持続時間

おすすめの使用シーン

オフィスの休憩室:適度な音量でBGMを流し、リラックスできる

キャンプ・バーベキュー:防水・防塵性能があると屋外でも安心

リビング・寝室:映画鑑賞やリラックスタイムに最適

据え置き型モデル

据え置き型モデルは、自宅やオフィスで高音質を求める人、大音量が必要な人向けのモデルです。

特徴

・低音に迫力があり、大音量再生が可能

・高出力で広範囲に音を届けられる

・バッテリー駆動またはAC電源対応で、長時間の使用が可能

おすすめの使用シーン

リビング・ホームシアター:映画や音楽を高音質で楽しめる

会議室・オフィス:プレゼンやオンライン会議で音声を明瞭に再生

パーティー・イベント:大音量で空間を盛り上げる

バッテリー持続時間と電源供給のポイント

Bluetoothスピーカーを選ぶ際、バッテリー持続時間と電源供給の方法は重要なポイントです。長時間使用する場合は、バッテリー容量が大きいモデルを選ぶことで充電の手間を減らせます。また充電方法や急速充電機能の有無も利便性に影響します。

バッテリー持続時間の目安と用途

Bluetoothスピーカーのバッテリー持続時間は、製品によって5時間程度の短時間モデルから、24時間以上の長時間モデルまでさまざまです。短時間モデルはコンパクトで持ち運びしやすく、長時間モデルは電源がない場所でも安心して使用できます。

バッテリー持続時間 おすすめシーン
5~10時間 オフィスのデスク、キッチン、浴室
10~20時間 自宅、オフィス、アウトドア
20時間以上 キャンプ、パーティー、会議室

短時間利用向け(5~10時間)

充電の頻度が気にならない人や、短時間の使用が多い人におすすめです。

特徴

・小型で軽量なモデルが多く、持ち運びが簡単

・短時間の利用に最適で、充電頻度が多くても問題なし

・一般的にコンパクトスピーカーはこの範囲のバッテリー持続時間が多い

おすすめの使用シーン

オフィスのデスク:BGM再生や短時間の通話・会議用に適している

キッチン・浴室:防水モデルなら、料理中や入浴時に使用可能

一般的な利用向け(10~20時間)

充電の手間を減らし、日常からアウトドアまで幅広く使いたい人におすすめです。

特徴

・音質とバッテリー持続時間のバランスが取れている

・持ち運びやすいサイズながら、1日中使えるモデルが多い

・オフィス・自宅・アウトドアと幅広く活用できる

おすすめの使用シーン

オフィスの会議室:プレゼンや会議の音響サポートに最適

キャンプ・バーベキュー:防水・防塵性能があれば屋外利用も安心

長時間利用向け(20時間以上)

バッテリー切れを気にせず長時間使用したい人や、大音量が必要な人に最適です。

特徴

・1回の充電で1日以上の連続使用が可能

・大型でパワフルな音量を実現し、広いスペースでの利用に適している

・電源供給機能が付いたモデルもあり、スマートフォンの充電が可能

おすすめの使用シーン

会議室・オフィス:長時間のミーティングやプレゼンに対応可能

パーティー・イベント:大音量で音楽を流してもバッテリー切れの心配なし

キャンプ・アウトドア:電源がない環境でも1日以上使用可能

充電方法と電源供給のポイント

Bluetoothスピーカーの充電方法や電源供給機能は、利便性に大きく影響します。

充電端子の種類

最新モデルではUSB-C対応が主流になっており、急速充電が可能なモデルが増えています。

充電端子 特徴
Micro USB 旧式で充電速度が遅め
USB-C 最新モデルの主流、急速充電対応
ACアダプター 据え置き型スピーカーで採用されることが多い

急速充電機能の有無

急速充電対応のBluetoothスピーカーは短時間の充電で長時間再生が可能なため、頻繁に使用する人や外出前の充電時間が限られている場合に便利です。

長時間使用が求められる会議室やイベント、アウトドアでの利用を考えている場合、急速充電機能付きのスピーカーを選ぶのが理想的です。ただし対応する充電アダプターが必要な場合があるため、購入時に確認することが重要です。

電源供給機能(パワーバンク機能)

一部のBluetoothスピーカーには、スマートフォンやタブレットを充電できる「パワーバンク機能」が搭載されています。この機能があると、アウトドアや旅行、長時間のイベント時でも、スマートフォンの充電切れを気にせずに使用できるため便利です。

特に充電環境が整っていない場所での使用を想定している場合、パワーバンク機能付きのスピーカーを選ぶのがおすすめです。ただし、頻繁に使用するとスピーカー本体のバッテリーが早く消耗するため、必要なときだけ利用すると良いでしょう。

Bluetoothバージョンと接続安定性の違い

Bluetoothスピーカーを選ぶ際、Bluetoothのバージョンや接続の安定性は重要なポイントです。最新のバージョンほど通信速度や範囲、安定性が向上し、音楽再生やオンライン会議の際の利便性が向上します。

Bluetoothバージョンの違いとは?

Bluetoothは進化を続けており、バージョンが新しいほど通信性能が向上しています。最新のBluetooth 5.0以上を搭載したスピーカーは、通信範囲が広く、音飛びや遅延が少ないため、安定した音楽再生が可能です。特に、オフィスや広い空間で使用する場合、Bluetooth 5.0以上のモデルを選ぶのが理想的です。

バージョン 最大通信距離 特徴
Bluetooth 4.0 約10m 基本的な音楽再生が可能
Bluetooth 4.2 約10m 通信速度向上、セキュリティ強化
Bluetooth 5.0 約30m 通信範囲・速度の大幅向上、複数台接続可能
Bluetooth 5.2 約40m 音質向上・低消費電力
Bluetooth 5.3 約40m ノイズ耐性向上、より安定した接続が可能

Bluetooth 5.0以上のメリット

最新のBluetooth 5.0以上には、さまざまなメリットがあります。

通信範囲の拡大

Bluetooth 4.2までは最大通信距離が約10mでしたが、Bluetooth 5.0以上では30m以上の通信が可能になっており、オフィスや自宅の広い空間でも音が途切れにくくなります。

接続の安定性向上

Bluetooth 5.0以降ではデータ転送速度が2倍に向上して音飛びや遅延が少なくなり、スムーズな音楽再生や通話が可能です。

マルチポイント機能対応

Bluetooth 5.0以上のスピーカーの多くは、スマートフォンとPCなど複数のデバイスを同時接続できる「マルチポイント機能」に対応しています。これによって音楽を聴いている途中で通話に切り替えたり、PCとスマートフォンを簡単に切り替えたりすることが可能です。

消費電力の最適化

Bluetooth 5.2以降では低消費電力化が進み、バッテリーの持続時間が向上しています。長時間使用する場合、最新バージョンを搭載したスピーカーを選ぶことで、より長時間の音楽再生が可能になります。

接続安定性を高めるポイント

接続の安定性を高めるためには、いくつかのポイントがあります。

Bluetoothのバージョンを確認する

最新のBluetooth 5.0以上に対応したスピーカーは接続範囲が広く、音飛びが少ないため、安定した再生が可能です。特に広いオフィスや屋外で使用する場合は、Bluetooth 5.0以上のモデルを選ぶことをおすすめします。

通信環境を最適化する

BluetoothはWi-Fiや電子レンジなどの電波干渉を受けることがあるため、できるだけ干渉の少ない環境で使用することが重要です。例えばBluetoothスピーカーをルーターから離れた場所に設置することで、接続の安定性を向上させることができます。

マルチポイント機能を活用する

Bluetooth 5.0以上に対応したスピーカーの場合、スマートフォンとPCを同時に接続できる「マルチポイント機能」を活用することで、簡単にデバイスを切り替えることができます。例えば仕事中はPCと接続して会議用スピーカーとして使用し、休憩時間にはスマートフォンと接続して音楽を楽しむといった使い方が可能になります。

最新のオーディオコーデックを選ぶ

Bluetoothスピーカーの音質や遅延は、対応しているオーディオコーデック(SBC、AAC、aptX、LDACなど)によっても変わります。特に動画視聴やオンライン会議での使用を考えている場合は、低遅延のaptX LL(Low Latency)対応モデルを選ぶことで、より快適な体験が可能です。

3. Bluetoothスピーカーの活用シーン

Bluetoothスピーカーは、屋内外を問わずさまざまなシーンで活躍します。オフィスや自宅だけでなくアウトドアや旅行先でも活用できるため、用途に合ったモデルを選ぶことで、より快適な音楽体験を楽しめます。

ここではBluetoothスピーカーの活用シーンごとに、最適な特徴やおすすめの使い方について解説します。

活用シーン 最適なモデルの特徴
自宅 高音質、防水機能(バスルーム用)、360度サウンド対応
アウトドア 防水・防塵(IP67以上)、耐衝撃、大音量
オフィス コンパクト、高音質、マルチポイント機能
旅行 軽量・コンパクト、長時間バッテリー

自宅での活用—リビング・キッチン・バスルームでの利用法

Bluetoothスピーカーはリビングやキッチン、バスルームなど、家のあらゆる場所で手軽に音楽を楽しめるのが魅力です。

Bluetoothスピーカーを自宅で使う場合、高音質モデルや防水機能のあるモデルを選ぶことで、より快適に活用できます。

リビング・ダイニングでのBGM再生

・家族での団らんや、食事の時間を快適に演出できる

・360度サウンド対応モデルなら、部屋全体に均一な音を届けられる

・高音質なモデルを選べば、映画やドラマ鑑賞にも最適

キッチンでの使用

・料理中に好きな音楽やラジオを流して楽しい時間に

・防水モデルを選べば、水しぶきを気にせず安心して使用できる

バスルームや寝室でのリラックスタイム

・IPX7以上の防水スピーカーなら、お風呂で音楽を楽しめる

・寝室では、自然音やヒーリングミュージックを流して快適な睡眠環境を作れる

アウトドアでの活用—キャンプやバーベキューで使うポイント

Bluetoothスピーカーはアウトドアやキャンプ、バーベキューなどのレジャーシーンでも活躍します。

アウトドアで使う場合、防水・防塵機能や耐久性のあるモデルを選ぶと安心です。

キャンプ・バーベキューでの使用

・防水・防塵性能(IP67以上)があれば、砂埃や水濡れを気にせず使用可能

・大音量のスピーカーであれば、広い屋外でも迫力あるサウンドを楽しめる

・長時間バッテリー搭載モデルであれば、充電の心配なく音楽を再生できる

ピクニックやビーチでの活用

・軽量コンパクトなモデルなら、バッグに入れて手軽に持ち運べる

・カラビナ付きやストラップ付きのモデルなら、バッグやテントに吊るして使用できる

オフィスでの活用—BGM・会議用途に適したモデル選び

Bluetoothスピーカーは、オフィスでも活用の幅が広がっています。BGM再生だけでなく、会議やプレゼンテーションにも役立ちます。

オフィスで使う場合、コンパクトで高音質なモデルやマルチポイント機能を備えたスピーカーを選ぶのがポイントです。

デスクでのBGM再生

・静かすぎる環境を避け、集中力を高める

・小型のスピーカーならデスクに置いても邪魔にならない

会議・オンラインミーティングでの活用

・スピーカーフォン機能付きモデルなら、クリアな音声で会議が可能

・マルチポイント対応なら、PCとスマートフォンを簡単に切り替えられる

オフィスの共有スペースでの使用

・休憩時間に音楽を流し、リラックス空間を作る

・広いスペースでは、360度サウンド対応モデルが最適

旅行での活用—持ち運びに便利なコンパクトモデルの魅力

旅行や出張先でもBluetoothスピーカーがあれば、ホテルや移動中でも快適に音楽を楽しめます。

旅行や出張では、軽量・コンパクトで長時間バッテリーを搭載したモデルを選ぶと便利です。

ホテルや宿泊先での使用

・部屋でリラックスしながら音楽や映画を楽しめる

・コンパクトで軽量なモデルなら、荷物にならず持ち運びやすい

車内・移動中の活用

・車のスピーカー代わりに使うことで、好きな音楽を楽しめる

・Bluetooth 5.0以上のモデルなら、安定した接続で音が途切れにくい

4.おすすめのBluetoothスピーカー5選

Bluetoothスピーカーは多くのメーカーからさまざまなモデルが発売されており、用途や好みによって最適なモデルが異なります。

ここでは音質・耐久性・バッテリー性能などを考慮し、特におすすめのBluetoothスピーカー5選を紹介します。

JBL FLIP6

出典:PR TIMES(ハーマンインターナショナル株式会社提供)

引用:JBL FLIP6

おすすめポイント

・パワフルでクリアなサウンド

・優れた防水・防塵性能

・長時間のバッテリーライフ

JBL FLIP6は、コンパクトながら高音質なサウンドを楽しめるBluetoothスピーカーです。

2ウェイスピーカーシステムを搭載し低音を強化するパッシブラジエーターにより、クリアで迫力のある音を実現します。

さらにIP67等級の防水・防塵性能を備えており、アウトドアや水回りでも安心して使用可能。耐久性が高く、屋外イベントやビーチ、キャンプでも活躍します。

また最大12時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載しており、長時間の使用でも充電の心配がありません。コンパクトなデザインで持ち運びやすく、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンで活躍するスピーカーです。

BOSE SoundLink Flex Bluetooth Speaker

出典:Bose公式サイト

引用:BOSE SoundLink Flex Bluetooth Speaker

おすすめポイント

・優れた防水・防塵性能

・頑丈な設計

・高音質とPositionIQ™テクノロジー

BOSE SoundLink Flex Bluetooth Speakerは、優れた耐久性と高音質を兼ね備えたポータブルスピーカーです。

IP67規格の防水・防塵性能を備え、さらに水に浮く設計のため、キャンプやビーチなどのアウトドアシーンでも安心して使用できます。

本体は衝撃や紫外線、腐食に強いスチールグリルとシリコンボディを採用し、タフな環境でも長く使える仕様です。またBOSE独自のPositionIQ™テクノロジーを搭載し、スピーカーの向きを自動で検知して音質を最適化するため、どんな場所でもクリアでバランスの取れたサウンドを楽しめます。

デザイン性と機能性を両立したこのモデルは、アウトドア派にも室内派にもおすすめの高品質Bluetoothスピーカーです。

Sony SRS-XB33

出典:Sony公式サイト

引用:Sony SRS-XB33

おすすめポイント

・重低音を強化するEXTRA BASS™機能

・高い耐久性と防水・防塵性能

・長時間再生と充実のバッテリー機能

Sony SRS-XB33は、深みのある重低音と優れた耐久性を兼ね備えたBluetoothスピーカーです。

EXTRA BASS™機能を搭載し、フルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターの組み合わせにより、パワフルで臨場感あふれるサウンドを実現しています。

さらにIP67等級の防水・防塵性能に加えて耐衝撃性能も備えており、アウトドアや過酷な環境でも安心して使用可能。最大24時間の長時間バッテリーを搭載し、急速充電やスマートフォンへの給電機能もあるため、イベントやキャンプなど長時間の使用にも最適です。

高音質・高耐久・長時間再生を実現したSRS-XB33は、日常使いからアウトドアまで幅広く活躍する万能スピーカーです。

Anker Soundcore Motion X600

出典:Anker公式サイト

引用:Anker Soundcore Motion X600

おすすめポイント

・空間オーディオ技術による立体音響

・ハイレゾ音源再生対応

・洗練されたデザインと持ち運びやすさ

Anker Soundcore Motion X600は空間オーディオ技術を搭載し、まるでライブ会場のような立体音響を楽しめるBluetoothスピーカーです。

5つのドライバーと独自のアルゴリズムにより、部屋全体を包み込むようなサウンドを実現しています。

さらにハイレゾ音源対応のLDAC™コーデックを採用し、通常のBluetooth接続よりも高解像度でクリアな音質を再生可能。デザインにもこだわり、高級感のある3Dメタルメッシュを採用し、持ち運びやすいハンドルデザインを採用しています。

高音質とスタイリッシュなデザインを兼ね備えたこのモデルは、自宅やオフィス、アウトドアでも活躍するプレミアムBluetoothスピーカーです。

Marshall Willen

出典:Marshall公式サイト

引用:Marshall Willen

おすすめポイント

・コンパクトながら重厚なサウンド

・優れた耐久性と防水・防塵性能

・長時間のバッテリー持続時間

Marshall Willenは、コンパクトなボディながら迫力のあるサウンドを楽しめるポータブルBluetoothスピーカーです。

2インチのフルレンジドライバーと2つのパッシブラジエーターを搭載し、小型ながらも力強いマーシャルサウンドを実現しています。

またIP67等級の防水・防塵性能を備え、屋外や過酷な環境でも安心して使用可能。さらに最大約15時間の連続再生が可能で、20分の急速充電で約3時間の再生が可能なため、アウトドアや旅行にも最適です。

クラシックなMarshallデザインと高い耐久性を兼ね備えたWillenは、音質・携帯性・デザイン性を重視する方にぴったりのBluetoothスピーカーです。

5.まとめ

この記事では、Bluetoothスピーカーの基本的な特徴や選び方を詳しく解説し、オフィスやプライベートで活用できるおすすめのモデルを紹介しました。

Bluetoothスピーカーは、オフィスの移転や工事と合わせて導入を検討している方にとって、手軽に設置できる便利な音響機器です。オフィスの共有スペースや会議室でのBGM再生、オンライン会議の音質向上、休憩エリアの快適化など、多目的に活用できます。

選ぶ際には設置場所や用途に応じた音質、防水・防塵性能、バッテリー持続時間、Bluetoothバージョンの違いを考慮することが重要です。例えばオフィスでの長時間使用であればバッテリー持続時間が長いモデル、工事現場や屋外の休憩スペースには耐久性・防水性の高いモデルが適しています。

適切なBluetoothスピーカーを導入することで、快適なオフィス環境の構築や業務効率の向上が期待できます。ぜひこの記事を参考に、職場の環境をより快適に整えましょう。

この記事の著者

AVシステム・オフィス内装考察家川端 こうき

AVシステム・オフィス内装考察家

川端 こうき

数多くのオフィス内AVシステム、音響、映像工事や内装工事の現場を見てきた経験から、読者が損や失敗をしないように情報を発信しています。
当メディアでは、企業の法務部や管理部、または工事決裁者向けにオフィス内装工事、AVシステム工事の最新情報や技術情報を提供していきます。

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